ミカンの花

今はもう ほとんど終わってしまいましたが
ちょっと前までは あちらこちらで咲いていたミカンの花。

春先に咲く沈丁花は どこで咲いているのかわからなくても
その香りで 「あっ沈丁花だ」 となるのですが
この辺りはミカンの産地なので ミカンの木はいっぱいあり
花の咲くこの時期になると これがミカンの花の香りだと
言わんばかりに漂ってきます。 

沈丁花の花の香りと ミカンの花の香りは似ていますが
個人的には 沈丁花の花の方が 柔らかく 
ミカンの花の方が 香りが強く とがっているように思えます。

その為 あまり近づくと ミカンの花の香りが一斉に来るので
香りがきつすぎ チョット距離を置きたくなる気分になります。
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このミカンの花の季節になると 小学生の国語の教科書の中に 
子供が買い物に行く途中 ミカンの畑があって花の香りが漂っている 
というような感じの話が載っていたのを思い出します。

誰のなんという作品かは全く分からないし 話の内容も忘れていますが
ただ 買い物に行く途中にミカンの花が咲いているという感じの
イメージだけが残っています。

なんか懐かしい感じがする記憶です。