コーチングについて

皆さんは コーチングという言葉を知っていますか?

最近は 本屋さんでもコーチングの本がいくつも出ているので
知っている方も多いと思いますが

コーチングとは 相手が叶えたい夢や希望を実現させるために 
過去の状態から、現在の状況 そして未来の夢までを 
相手からしっかりと聴き、時には質問をしたりしながら 
夢や希望を実現させるには 何をしなくてはいけないのかを 
自らの力で見出す事を支援する対話のことです。

ティーチングがあらかじめ分かっている答えを 
相手に教えたり、答えの方向に導いたりするのに対して、
コーチングは 相手が望む事を実現させるために
必要な道筋を 相手自信が見出す事を手助けしていくので
答えは一つに定まらず 十人十色の結果になります。

相談者が現状や問題点をいろいろと話したり コーチが出す質問に
答えていくうちに 相談者自身の頭の中で堂々巡りをしていたもの
モヤモヤしていたり 絡まっていたいろいろなものが 整理され
より明確な道筋に段々と変化していきます。 

相談者の頭の中を整理し 自らの力で行動を決定させる
その為には コーチは安易な思い込みの励ましやアドバイスを
しないのですが 教えることに慣れている私が体験的に
コーチングをすると ついつい提案や励ましをしてしまい 
改めてコーチングの難しさを感じます。

最近では いろいろな所で コーチングやメンターといった言葉を
聞くようになりましたが それだけ 今の社会が複雑化してきて 
個人でそのすべてを解決しきれなくなり 
メンターとかコーチングといった手法を必要とする時代になって
きたのかなと感じます。